認知心理学における注意のプロセスでは、情報のフィルタリングが行われる。 現代では、庫のフィルタリングは、文脈によって以下3つのモデルが使い分けられているという見方が一般的である。 現実にモデルが一定ではないことはカクテルパーティ効果 vs 非注意性盲目が示している。
- ブロードベンドの初期選択モデル: 入力→フィルタ→詳細処理→意識
- トライスマンの減衰モデル: 入力→減衰→詳細処理→意識
- ドイッチュドイッチュの後期選択モデル: 入力→詳細処理→選択→意識
モデルの使い分け
現代の認知心理学でも完全には解明されていないが、主に以下3つの要因によってどのモデルで注意が行われるかが決まる。
- 刺激側の要因: 情報の突出性(目立ちやすさ)
- 突出性が高いと、後期選択モデルが採用される
- 突出性は、脳幹・扁桃体レベルで自動タグづけされると考えられている
- 資源側の要因: 資源の余力
- 注意資源に余裕がある場合は、後期選択モデルが採用されやすい
- 文脈・期待側の要因
- 過去の経験や目標が重要とみなした物に関する情報に対しては、後期選択モデルが採用されやすい モデルの使い分けは、上記の要因の相互作用によって、決定されると考えられている。 上位決定者は存在しないはず。(ホムンクルス問題)
Ref
2026/03/20
- Claude との会話