investment:management:gapdown-hedge

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Deduce the most efficient cash/equity/margin allocations

次の前提の下で現金、現物、信用建玉それぞれのポジション比率$c,f,m$を導出する。

  • 現物、信用建玉それぞれについて、$\alpha$%を超える損失は絶対に生じない (超える前に損切りが必ずできる)
  • 現物は有価代用証券として、時価の$\beta$%を、信用取引の担保とすることができる
  • 信用取引の保証金維持率は、$\gamma$%を下回ってはならない

最大効率な$c,f,m$は、以下のように求められる。 ただし、$c,f,m$は、運用総額に対する比率を意味する。

$$ \begin{aligned} m&=&\frac{\beta}{\alpha\beta + \gamma} \\ c&=&\alpha m \\ f&=&1-\alpha m \\ \end{aligned} $$

case$\alpha$$\beta$$\gamma$$m$$c$$f$
jpstock0.20.80.41.430.290.71
usstock0.40.70.60.790.320.68

例えば100万円の現金を日本株で運用しようと思った時は、早見表より、以下の配分が最大効率となる。

資産 掛け金 (円)
現金 290,000
株式現物 710,000
株式信用 1,430,000
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  • by falsycat